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「俺の楽屋には誰も入れるな。」 友達に頼まれ一日だけ働くことになり向かった市民文化会館。 注意事項の説明もちゃんと受けた。それなのに―。 「誰だ?」 困っていたスタッフの代わりに楽屋の扉を開くと 暗闇の中には出くわしてはいけない男がいた。 世界が認めた天才チェリスト、ジ・セフン。 ハヨンは掴まれた手首を振りほどき逃げるも 結局セフンに見つかってしまい―。 「法律に則って償います」 「俺が求めているのはお前だ」 天才チェリストの知られざる顔。 ハヨンの感触が二人を繋ぐ。